LAND COMFORT 加藤ブログ

ランドローバーを運転していると時間がゆっくり流れているように感じます。

それぞれの作品

一昨日のこと、電話をとると「はじめまして、私、ロック$□・・ン・ジャパン編集部の、ロック※△・・の○○です。」と。聞き取れなくて、「すみません、本の名前と会社名をもう一度教えてください。」と聞きなおしてしまった。
「ROCKIN'ON JAPAN」だと。単語を並べてみればこれといって難しいわけではない。ただ、仕事をしていて、電話を取って、いきなり音楽にまつわる単語が飛び出したあまり、私の偏屈な脳ミソはとても追従できなかった。
「ROCKIN'ON JAPAN」、買ってまで読んだことはないが、チラ見をしたことはある。ロックというか、J-POPというか、音楽と共にビジュアルを楽しむ本なのかという印象。女性ファンがアーティストの横顔を見てシビれるための、・・・そればかりではないが、そんな目的で作られているようにも感ていた。
脳が音楽に切り替わったところで用件が始まった。「実は、次号でシャン%●#というバンドの特集を企画しておりまして、そこにレンジローバーを絡めた写真を撮りたいと・・・」と。バンド名は、聞きなおしてもきっと解からないと思い、一旦流した・・・。
つまり撮影にレンジローバーを使いたいので貸してほしいとのこと。すごく興味が沸いた。撮影場所もお台場と近い。スケジュール的にも無理はない。
普段、自動車業界に居て、写真を撮る場合の被写体、つまり主役はクルマである。クルマを格好よく見せるためのロケーション、構図、撮影技術が物を言う。しかし、今回は違う、アーティストを引き立たせるためのアイテムとしてクルマが使われるわけだ。どんな技が飛び出すのか?そこに興味が沸いた。

主役となるバンドのみなさん、すみません。私はみなさんのことは知りませんでした・・・。ファンのみなさんもすみません。何も知らない私なんかよりも、「私がソコに居たかった〜!」と思われるでしょう・・・。

夕方4時過ぎ、私はレンジローバーに乗ってお台場近くの約束の場所へ到着。カメラマン部隊は既に機材の準備を済ませていた。クルマをイメージの場所に停め、スタッフを立たせて試し撮りを繰り返していた。
IMG_2587午後5時、ワゴン車に乗って主役たちが登場。早速撮影開始。夕方のこの時間、これぐらいの光を狙っていたのだろう、撮影は何の迷いもなく順調に進んだ。ものの数十分、見事なほど短時間で終わった。
聞けば、8ペ−ジの特集記事とのこと。全てのページに今日ここで撮った写真を使うかどうかは知らないが、クルマの雑誌で8ページの特集といえば、きっと半日、下手したら一日仕事になる。
被写体となるのがクルマの場合、向きや位置を変えるのにも時間がかかるという理由があるかも。モデルさんの場合には簡単にポーズが変えられるわけだし。あっち向いてカチャ、こっち向いてカチャ、確かに順調に済みそうだ。
そうそう、一番のお利巧さんはシェパード!カメラの死角には主がいて、「マテ、スワレ!」と合図をし、目線まで合わせる。もしシェパード君がバンドのメンバーに馴つかなかったら撮影の方向性そのものを変えなければならなかっただろう。

「本」と作るといっても、いろんなスタイルがある。そして様々な仕事がある。今日も社会勉強をさせていただいた。
音楽を作り出すアーティスト、それを媒体にする出版社、記者にカメラマンに、この景色を作った人々にブリーダー、そこにレンジローバーを入れようと決めたスタイリスト、これらは全ての力が合わさって初めて成しえた作品である。
そして、今日の私の作品がこれ、「作品を作る人々」。

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次号「ROCKIN'ON JAPAN」は(おそらく)2月29日の発売。これは当然のことながら私も見逃せない。背景となったレンジローバーが、そしてクルマ業界以外のカメラマンが撮った場合にどう表現されるのか、それが楽しみでならない。

最後になったが、今日の主役は「Champagne(シャンペイン)」の4人だった。大丈夫、もう忘れません!

突然のお客さま

夕方、オートクラフトにひとりのお客さまがいらっしゃった。

「突然お邪魔しましてすみません。いつもブログを拝見しております。」

現在は違うが、以前ランドローバーを何台か乗り継がれてこられたとのこと。都内にお勤め(お住まいもかな?)だが、機会がなく、オートクラフトを利用していただいたことはなかった。しかし、ブログは読んでくださっていたそうだ。
家からランドローバーのオーナー時代の品々が出てきて、ふとブログの主を思い浮かべてくださった。
品々とは、一冊の立派な本とレンジローバー用のパーツが数点。

「本はお店のどこかに置いておいてください。パーツはどなたか欲しい方がいらっしゃったら・・・」


ブログは書き手から読者への一方通行、そんな風に考えると時には相手が見えないことへの恐怖や不安が襲ってくる。しかし、時々こうして読者さんとの対話が実現する。とても救われた気分になり、心が満たされる。

お客さまが帰られたあと、本を開いてみた。英語で綴られた素敵なポートレートだった。

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私にとっては突然のお客さまだったのだが、お客さまにとってみればそうではない。以前からブログを読み、今日はそのために自宅で荷物を積み込み、時間を作ってオートクラフトへ足を運んでくださった。つまり、全く「突然」ではなく、予定としてしっかり組み立てられた「必然」であったわけである。
ブログが読者さんへの一方通行なんて間違いだな!私のことを思い出し、わざわざお越しいただき、ありがとうございました。

AEGEAN BLUE

IMG_2460オートクラフトで塗装リフレッシュ中のクラシック・レンジローバー、そう、先々週紹介した「AEGEAN BLUE」である。
今日、私はこのレンジローバーの進捗状況を楽しみに、およそ10日ぶりにオートクラフトに出社した。「おいおい、そろそろ社長が来る頃だから早いとこ仕上げておかないと!」、スタッフ間でそんな会話があったとは思わないが、そう感じてしまうほどバッチリのタイミング。残す作業は「RANGE ROVER」のロゴ・デカールを貼るなど、あと僅かのことろまで出来上がっていた。
ということで、夕方までに細部の作業を行い、塗装工程は無事に完了。

「AEGEAN BLUE」のレンジローバー、日本に何台あるのだろう?きっと数えられるほどしか存在しないだろう。そのうちの一台がオリジナルカラーのまま、その艶を取り戻すことができた。個人的にメチャクチャ盛り上がっているのだけれど、この感動を理解してもらえる人も日本に数えられるほどしかいないかもしれない。(笑)


DSC_1047興奮冷めやらぬままマンションに帰り、さあ晩ご飯。昨夜、クルマで名古屋を出発してスグ、東名高速道路のパーキングエリアでヨコイのソースを発見!そう、加藤イチオシの名古屋メシ、あんかけスパのレトルトソースである。
今日の具はもやしたっぷりの野菜。もやしのシャキシャキ感が最高!
あんかけスパの店を名古屋以外で見つけるのは大変難しい。なので、全国レベルではまだ食べたことがない人がほとんどだと思う。地方の友達が名古屋に来たときなどには店に案内するのだが、必ずしも全員が「美味しい!」とは言わない・・・。しかし、私にとっては赤だしの味噌汁と同じく、スパゲティ必須の味である。機会があればみなさんも是非お試しください。

ポスティング

BlogPaint品川のマンションのポストを覗くのは10日ぶり。ごらんの通り、ポスティングのチラシなどで満タンになっている。
だいたい、ここに私宛の郵便物が届くことはほとんどない。私の名前が入っているものがあるとすれば電気・ガス・水道の使用量のお知らせぐらい。チラシは近隣のマンションの宣伝と出前モノがほとんど。今のところ、私はこのあたりで住宅を購入する予定もないのでそれらは全く不要である。
一昨年の7月、ここへ引っ越してきた直後は、こんなチラシの山からピザや寿司の配達のチラシを選別して部屋へ持ってあがった。ところが、意外にちゃんと自炊をする習慣がつき、チラシを頼りに出前をとることはこれまで一度もない。
こうなると、いよいよポストには用事がなくなる。いっそ、もうこれ以上チラシが入らないように、ビッシリ詰めたままにしておいちゃおうか!なんて、意地悪なことを考えもするが、万が一、本当に必要な郵便物が届いたときのために、結局せっせとチラシの処分を繰り返している。
チラシのポスティング自体は効率的な宣伝手段かもしれないが、紙代や印刷代、人件費を掛けて投函しても、一瞬でゴミ箱行きとは・・・、なんとも勿体無い話だなあ。

可視透過率

DSC_1035商品車としてレイブリックに入庫してきた3rdレンジローバー、そのフロントドアガラスにはUVカットフィルムらしき透明のフィルムが貼られていた。
法律上、フロントガラスとフロント左右ドアガラスには規制がある。フィルムなどを貼ったとして、「可視透過率」が70%以上であることが条件である。貼ってはいけないわけではないが、実際のところ貼るのはとても難しい。というのも、標準のガラスのままでもそれは純粋に透明ではなく、だいたいガラスは薄いグリーンに着色されていて、その時点で可視透過率は80%前後である。それに可視透過率90%のフィルムを貼ったとすれば、もうギリギリのラインなのだ。しかも、それはフィルムが新品で透明度が高いときの話。
元々色が濃いガラスであれば、その段階で70%に限りなく近いものもあるという。そんなガラスには、ほとんど何も貼れないのわけだ。
写真で分かるように、このレンジローバーに貼られているフィルムは経年で白く変色している。これではきっと車検は通らない。せっかくUVカット効果があるのだろうが、このまま商品にするわけにはいかないので剥がすしかない。

DSC_1032この3rdレンジローバーについてもうひとつ。
私自身、このメッセージを始めて見た。「CHECK NUMPLATE LIGHT」、ナンバープレートライトの電球切れを示す警告メッセージである。通常、何をもって通常かは別として、私の経験上の通常、ナンバー灯の回路はテールライトから派生している。なので、ナンバー灯のバルブが切れると、「テールランプ切れ」の警告灯が点く。なので、今日、このメッセージを見たとき、「NUM?なんだそれ?」というふうに思ってしまったわけだ。
いやいや、ここまでお気遣いしていただかなくても、レンジローバーは充分過ぎるほど満足させてくれるクルマなのになあ!

Menu

DSC_1053レイブリック店内のテーブルの上にオイル交換価格表がある。何年か前に私がCafe風に作っみたもの。
2010年モデルから5リッターモデルが発売されていて、レイブリックへ来ていただけるお客さまでは数台のディスカバリー4がいらっしゃる。やがて、ヴォーグやスポーツも増えてくるだろうし、そろそろメニューに加えておかなければ!
ということで、早速追加。オイル量は従来のジャガーエンジンと同じ。しかしフィルターの価格が異なるので、やはりちゃんとメニューに書いておく必要はあった。

さて、もう新車をオーダーされた方も大勢いらっしゃると思うが、そう、RANGE ROVER EVOQUE も同時にメニュー表に加えてみた。調べたところによると、オイル粘度は5W-30だから、現行ランドローバーと共通のオイルで良さそう。
量は、オイルだけの交換で5.6L、フィルターと同時交換で6.3L。
あとは、実際に作業を繰り返すことで、実際の量が決まってくる。早ければ半年後ぐらいにはイヴォークのオイル交換の入庫第一号が現れるかな。
今から楽しみだ。

結果オーライ!

レンジローバーのオーナーさまが、今日はご家族のクルマ、フォルクスワーゲン・ルポでご来店された。用件を済まされたあと、「そういえば、もし分かるなら!」と、ルポが抱えているマイナートラブルの相談を受けた。
ウインカーリレーが、何もしないのに「カチカチ」と音を立てている時があるという。しかし、音はすれど実際にウインカーランプが点くわけではない。話を聞いても全くイメージが沸いてこないゾ・・・。とにかく、見てみないことには始まらない。実際、ウインカーを操作すると、その後、かなりの頻度でその症状は再現された。

私はトヨタの販売店でメカニックの仕事を始め、その後フォルクスワーゲンとアウディを扱う拠点に異動になった。1992年、ちょうどゴルフ3がデビューしたタイミングだった。その後の3年間が、私にとって輸入車整備の基礎となり、現在に至っている。
ちょっと経歴書風になってしまったが、そんな経緯があって、フォルクスワーゲンのことを軽く流すのはとても気がひける。というか、首を突っ込みたくなる。ほんの僅かに残っている自信が「フォルクスワーゲンのことは分かりません」と言わせてくれなかったのかもしれない。
ただ、私がフォルクスワーゲンのメカニックに従事していた1992年から1995年には、まだルポは発売されていなかった。そんな、言い訳じみた前置きを済ませたあと、早速、カチカチの音源を探ってみた。
DSC_1033ルポの場合、ハザードスイッチとウインカーリレーが一体になっていた。つまりカチカチ音はスイッチの裏あたりから聞こえたわけで、コンソールを外し、裏側からハザートスイッチを取り外した。
このユニットの中で何かが起きているであろうことは確か。とにかく、まずは分解。すると、スイッチになった接点部分と、素子が組み込まれたリレー部分とに分かれた。ん・・・、こうなると、私が分かる部分は端子など、機械的な接点だけである。接触不良などが原因だとすれば、そのあたりを清掃し、接点の当たりを強くし、接点グリスを塗って組み付けるのみ。
と、やれることをやって組み付けた。恥ずかしながら、原因にたどり着いた手応えは全くない。しかし、再度組み付けて作動してみると見事に(?)症状は改善されていた。治ったのが幸運だとすれば、どうかこの幸運が長く続きますように!
まあ、最初から「ハイ、部品交換ですね!」と言わずに済んだだけ自分なにりは満足感がある。ランドローバー以外のクルマに向かう瞬間は、いつもよりも「仕事感」が薄れ、趣味の領域に入る分楽しくも感じる。

粉雪

雪国の人たちにとってみれば、きっとなんてことのない積雪量だろう。しかし、今朝の名古屋地方は大変なことになっていた。
自宅からレイブリックへの通勤はクルマで7〜8分。その間にも、降雪による交通トラブルを何件も見た。
まず家を出てすぐ、私の前を走っていたフロントタイヤにチェーンを巻いたトヨタのFF車が交差点でスピンした。幸いどこにもぶつからずにほぼ反対を向いて止まった。それから100mも走らないうちに、今度はFR車が坂を登りきれずに、それでも前に進もうとチュルチュル滑っている。それぐらいの傾斜でそこまで滑るとは、きっとノーマルタイヤなのだろう。そりゃ、無茶だよ・・・。
しばらく走ると、対向車線に逆向駐車をする格好で4トンぐらいのトラックが路上駐車していた。そこも緩やかな上り坂。ドライバーが降りてきて、なにやらリヤタイヤあたりでゴソゴソやっている。もしかしたら、そこまでは頑張ってきたものの、坂道で立ち往生し、チェーンを付けようと考えているのかもしれない。トラックで道をふさがれ、往来するクルマは滑りながら譲り合いないがら・・・。
いやいや、こんなふうにきっとあちこちでトラブルが発生していたのだろう。とりあえず、レイブリックのスタッフには事故も無く、巻き込まれもせずに無事出社することができた。

DSC_1027一晩の積雪量は、この地方としては記録的なもの。昨夜、0時ごろ、寝る前にはまだ1センチも積もってなかったのに、今朝起きたらごらんのとおり。レンジローバーのルーフには17センチもの雪が積もっていた。
正午前には粉雪に変わり、そして天気は回復した。陽が当たり始めると雪はみるみる解けた。太陽の恵みを感じずにはいられないほど。
ところが夕方になると放射冷却で気温はグンと下がり、午後6時ぐらいには、ランドローバーの外気温度計は「−1℃」を表示していた。実際に解け始めた雪や、湿った地面は凍り始めた。今夜から明日にかけての運転は今朝以上に気をつけなければならないかも。

名古屋の寒波のピークは明日までのようだ。明日は節分、そしてあさっては立春。暦という必然に、改めて感心。


曲にしよう。
今朝のニュースで「レミオロメン活動休止」だと。
レミオロメンに惹かれたきっかけとなった曲は「ビールとプリン」。「粉雪」がもうすっかりヒットしていた頃、知人が貸してくれた彼らのファーストアルバムに収録されていた。
私がまだ小学生の頃だったかな、姉がNSPのレコードを買ってきた。生意気にも「さようなら」の切なすぎる描写に心を打たれた。滑らかなスリーフィンガーのメロディーも好きで、やがてギターを覚えてからは一日中弾いていたこともあった。狭い部屋、寒い夜、二人・・・。うう、切ない・・・。
「ビールとプリン」はその現代版のようで、私の中で情景が完全にオーバーラップした。完全にオーバーラップして、一時はエンドレスリピートだった。そして、聴くごとに、「さようなら」の現代版ではなく、純粋に「ビールとプリン」に引き込まれていった。
 
 なんだか切ないからテレビを点けてみても
 聞くでもなく見るでもなくレンジが鳴って
 彼女が戻ったらごはんを食べようか・・・

今夜はレミオロメン、名曲はたくさんあるが、やはり私にはこの曲の存在が大きすぎる。
「ビールとプリン」。


大寒波

今日はとても寒い一日だった。
こんな日でも、朝7時に家を出てゴルフに出かけた。クラシック・レンジローバーに乗って。
クラシック・レンジローバーには外気温度計はない。だから外が何度なのかは分からないが、その冷たい空気からはきっと氷点下であることが感じられた。そして、1990年モデルにはまだシートヒーターが付いていない。革シートは冬はとても冷たい。こんな時ばかりは、高級感があるレザーシートが恨めしく思える。
DSC_1019お尻の下に薄いブランケットを一枚敷くだけでその冷たさは和らぐ。だからクラシック・レンジローバーの車内にはアウトドア用の携帯ブランケットなどを置いておくと良い。更に私は強力なアイテムを使っている。昨年の冬も紹介したと思うが、シガーライターから電源をとるタイプの電気ブランケットである。シートヒーター同様、車両のヒーターが効き始めるよりずいぶん前にお尻と背中はポカポカになる。

今日の名古屋の最高気温は6℃、明日の予想はナント2℃、あさっては5℃!おそらくこの冬の寒さのピークだろう。
今、23:45。窓の外を覗くと、レンジローバーのルーフには薄っすらと雪が積もっている。明日の朝も寒さへの覚悟がいりそうだ。凍結の心配もあるから運転も注意しなきゃ。
そして、気を抜かないように体調管理にも努めよう。

ロックナット

DSC_1017レイブリックで、お客さまに代車でお貸しするためのディスカバリー・シリーズ1の背面スペアタイヤに盗難防止用のロックナットが付いていることに気が付いた。しかし、ロックを外すためのキーがない・・・。もしお客さまがこのディスカバリーを使っているときにパンクでもしてしまったら・・・、それはマズイ!なんとかして、このロックを外しておなかければ。

とにかく、なんとかして取り外した。つまり壊したのだが、もちろん「ロック」であるので簡単には外れない。取り外すまでの所要時間はおよそ30分。予想以上に頑丈だった。

私が子供の頃、道路を挟んで向かいの家に叔父が住んでいた。朝、家族が騒々しくて目が覚めた。怒っているようにも、笑っているようにも聞こえた。私も起きて外に出てみると、叔父のセダンは4つのブロックの上にきれいに乗っており、タイヤとホイールが盗まれてなくなっていた。替えたばかりのパリパリの新品だったそうだ。叔父は怒り、しかし、同時に笑うしかない光景だった。

ランドローバーに携わって17年近くになるが、例えばお客さまでこんなふうにタイヤ&ホイールの盗難に遭った話は私は聞いたことがない。どうかこの先もこの平和が続きますように。

イオン発生機

車内の臭いを消しとるためにほとんどの内装パーツを入れ替えたTdファイブだが、どこにその根源が残っているのか、まだほんの僅かだが臭う。ダッシュボート、シート、フロアカーペット、トリムを別のクルマから取り外した中古パーツに交換した。ルーフヘッドライニングは同じタイプのものが無かったので、一度取り外して洗剤を使って水洗いをし、ファブリーズをしこたま振りかけた。
これで、あとどこに臭いの元が潜んでいるのかと不思議にもなる。鉄板と鉄板の僅かな隙間に入り込んでだ泥が原因なのだろうか。どちらにしても、これ以上取り去ることは非常に難しい。
僅かに残っている臭いはレベルとしては気にならないほどではあるが、ここまでくると意地でもある。
DSC_1013そこで、私は最後の臭いを消すために「イオン発生器」を使っている。写真左の四角いものがそう。シガライター電源に繋いでおくだけ。これを作動させておけば、乗っている間ずっといやな臭いは抑えられている。
臭いが完全に取れてしまえばいうことはない。しかし、なかなかうまくは消えてくれない。それでもイオン発生器から発せられる独特の匂いで助けられる。その臭いが嫌いな方は残念だが、幸い、私には心地よい香りである。

さて、知人が、同様の新商品を勧めてくれた。写真右の円筒形のものがそうである。私がこれまで使っていた機器よりもパワーアップされているようだし、特徴的なのはその形状である。カップホルダーにピタリのサイズでできている。私が使ってきたものは、正直なところ置き場に困った。センターコンソールの上に置いておけばカーブで転がりおちてしまうし、フロアに置いておいても滑ってしまって落ち着かない。
カップホルダー式ならそのような心配がない。私のように、あれこれいろんなクルマに乗ることが多い方にもピッタリである。
イオン発生器の最大の特徴は、賞味期限がないことである。生涯使うことができる。ちなみに、写真に載っている二つの商品は、それぞれ「7〜8千円」ほど。それで生涯ならむしろ安い!

HID

現在ではすっかり一般的になっているH.I.D.ヘッドランプ、レンジローバーも2002年にデビューした3rdレンジローバーからヘッドライトはHID化されている。
その片方、右側が点灯しなくなったレンジローバーが入庫し、原因を調べた。症状は、ヘッドランプスイッチをONにすると、一見自然に点灯する。しかし、直後に光がチラつきはじめ、そして切れる。
構成パーツとしては、市販品のバラストに当たるECUと、バーナー(バルブ)のみ。手っ取り早く、左右のバーナーを入れ替えてみた。結果は同じように右が点かない。更に詳しい点検をし、原因をECUに絞り込み、交換することになった。
画像 001今日の焦点はECUではなく、バーナー。左右を入れ替えたとき、左側の点灯の具合が気になった。フワっと点いたあと、僅かにチラつきが発生した。
ここから先は、今の段階では推測である。ECUが壊れた原因が、もしかしたらバーナーにあるのかもしれない。10年近く使ってきて、バーナーの寿命が近づいてきた。バーナーのチラつきが、仮にノイズのようなものになってECUを痛めてしまう結果になったのではないか?!と。
この推測が間違っているなら、バーナーを交換することなく、原因であるECUを交換するだけでよい。しかし、もし、バーナーの損傷が原因なら、再び大変高価なECUが壊れる可能性もある。その旨をユーザーさんにもお伝えし、この機会にバーナーも新品に交換することにした。
画像 002推測とはいえ、決め手となったのはバーナーが古くなって白く変色していたこと。スパーク現象が繰り返されてきたようにも見える。これがまだ数年なら迷うところだが、10年近く経っているのでそれも決断の材料になった。

こうしたことが積み重ねられて経験となっていくのだが、今回ばかりはその第一歩としか言いようがない。

SKI

DSC_1006ここは中央自動車道、中津川サービスエリア。立ち寄ってみてふと思った。私がまだ20代の頃、週末の夜の中央道のサービスエリアって、スキーヤーでごった返していたような記憶がある。一台のクルマに男女3人4人が乗り合わせ、サービスエリアでトイレ休憩をして、ドライバーチェンジをして。蕎麦を食べたり、仮眠をしたり。昼か夜か分からないほど賑やかで、屋台のお店にも活気かあったような。確か、そんな感じだったと思うが・・・。
週末の中央道そのものが、スキーのための道路であるかのごとく、走行車線にはツアーバスが連なり、スキー板を積んだ四駆やワゴンが追い越してゆく、そんな様相だった。
当時は、パジェロ、サファリ、ランドクルーザーなどの大型クロカン四駆が人気だった。背面キャリアにスキー板を立てたスタイルがひとつのステータスの形だった。
しかし、クロカン四駆というカテゴリーに興味がなかった私は、スキーのことを考えてFFのステーションワゴンに乗っていた。アウディ・アバント/クワトロが欲しかったのだが、高くて手が出なかった。そこで、ホンダ・アコードワゴンを選んだ。これがなかなか快適で、街中では悪い燃費も、高速道路を走ると倍ぐらい伸びた。ホンダのFFは雪に強く、スタッドレスタイヤを履くことでほとんどの雪道は克服できた。一度だけ早朝の凍結路の坂道で立ち往生し、路肩の小屋に設置されていた脱出用の砂をまいて凌いだことがあったが・・・。
スーリーのキャリヤに長いスキー板を積んだ、その姿がお気に入りだった。

私の世代の方なら知っている人も多いと思うが、「私をスキーに連れてって」という映画があった。トヨタ・セリカGT-FOURで雪煙を上げてロッジまでのワインディングを駆け上がっていく姿に憧れた。スキーだからといって、ワゴン車でもクロカン四駆でもなく、4WDスポーツカーという潔さがシビれた。あれで3人は無理だろうし、2人分の荷物を積んだとして、車内で着替えもできないし。・・・そんなことは関係ない。ブウォーン!と速ければそれでよいわけだ。
きっとそんな影響もあって、やがて私はスカイラインGT-Rにキャリヤとスタッドレスタイヤを付けてスキーに行ったこともあった。確かに、ゲレンデまでの所要時間は短く、日産が誇るアテーサ4WDのおかげで地面が雪であることを忘れてしまうほど運転は快適だった。

もっと早くランドローバーに出会っていたなら、もちろん高くて買えなかっただろうが、それでも目指すべき「我がスキースタイル」は間違いなく違っていただろう。

ランドローバーにすっかりハマった今、私が独断で選ぶ「スキーに似合うランドローバーBEST3」を発表しよう。全く思いつきの企画である。笑


第3位は、フリーランダー2。
その根拠はうまく説明できないが、スキーに対して「質実剛健」のイメージである。
車両の信頼性も高く、長距離ドライブの不安を感じないところもGOOD!

第2位は、ディスカバリー3。
なんといっても室内空間の豊かさ。カップホルダーもたくさんあるので長距離ドライブの際の飲み物に困らない。携帯電話などの小物を置くスペースもたくさんあって、大勢で行っても室内を優雅に使える。
2列目、3列目シートをフラットに倒せば、仮眠どころか爆睡もできる!

そして、第1位は、クラシック・レンジローバー! しかも、アルパイン・ホワイトの。
これは理屈抜き。雪道に最も似合うと、私がそう思うからである。もしかしたら、途中で故障するかもしれない・・・。でも雪道にはこれで出かけたい。

と、こんな感じ。
と言いつつ、もう4〜5年スキーをしていない。せめて雪道だけでも走りに行きたいなあ。

エーゲ海

私はエーゲ海を見たことがない。ヨーロッパは、英国に一度、そしてドイツに一度行ったことがあるのみ。地中海がどんな景色なのか、どんな色なのか、私はテレビや写真の知識しかない。
aegean_blue_rangeroverランドローバーのボディーカラーは、自然界の何かがテーマになって名前が付けられていることが多い。現在、オートクラフトで製作中のクラシック・レンジローバーのカラーは「AEGEAN BLUE」。私も、かつて数台しか見たことがない、大変珍しいカラーである。大切に乗られてきたクルマだが、それでも20年近くが経ち、塗装の艶は失われていた。そこで、外装のリフレッシュを行ってから商品にすることにした。

実際のエーゲ海の美しさは、こんなものじゃないと思う。しかし、エイジアン・ブルーのクラシック・レンジローバーが美しいクルマであることも事実。
作業が順調に進めばあと数週間で完成する予定。お披露目できるのが待ち遠しい。

FACE PANEL

オートクラフトでは、今日も3rdレンジローバーのナビゲーション交換を行っている。
2004年モデルまでの3rdレンジローバーのナビゲーションはタッチパネルが採用されておらず、ダイヤルボタンを駆使して画面操作を行う、少し使いづらい機構。地図データもそろそろ10年前のものになり、全国に広がりゆく高速道路網などにも対応していない。
更に、当然のことながら、当時の純正システムはデジタル放送に対応していないので、車内でテレビを見る方にとっては、それはそれは役不足のシステムになっている。

そんな現実に対応するために、純正のナビゲーションを移動させ、パイオニアなどの社外品のシステムにコンバートすることは今ではポピュラーになりつつある。最近では、同時にバックカメラやブラインドモニターの増設を希望される方も増えてきた。また、iPodなどの携帯ミュージックプレーヤーや、家庭のパソコン内からUSBで持ち出した音楽データの再生もすっかり一般的な手法である。
社外品のナビゲーションに交換することで、そんなさまざまな要望が一度で満たされる。

1990年に正規輸入車として上陸した頃のレンジローバーでさえまだまだ現役。10年以上経っている2ndレンジローバーしかり、ランドローバーはそうやって長く乗れるクルマである。中古車として、価格もとても魅力的になり、ようやく3rdレンジローバーの時代がやってきたような、個人的にはそんなふうに感じている。

レンジローバーNAVIフェイスこのフェイスパネルはオートクラフトのオリジナル商品。取り付けてしまえば、「そんなキットがどこかで発売されているのか」と思われるほど自然な仕上がりになる。しかし、実際はこんなふうにけっこう手作り感たっぷり。これから、オーナーさまのご希望である純正ウォールナットに合わせた色に塗装をするところ。

レンジローバー_ウォールナット塗装完了。ダッシュボードに使われている純正ウォールナットパネルを色見本にして、それに合わせて塗る。艶消し感も統一。
手作りだからこそ、こんなふうにオーナーさまのご希望の色にすることも可能なのである。

クルマはまだまだ現役続行中!そして、ナビゲーション&テレビを最新のシステムに一新。自分のクルマじゃないけど、なんだか大満足!






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